こんにちは。
「ピアノの独学って危険なの?」という話がわりとあるので、サクッとまとめました。
結論「危険ではないけど、注意点があるかな〜」という感じです。
大人の場合は、かえってメリットも大きいと思いますし、デメリットの克服も可能です。
前半が「子供編」で、後半が「大人編」になっています。
子供がピアノを独学「危険ではないけど…」
例えば、スヴァトスラフ・リヒテルのようなピアノの大天才が、ピアノをほぼ独学で習得しているのは、有名な話。
しかし、22歳ごろからゲンリッヒ・ネイガウスという名教師にピアノを習っています。
リヒテルについては、別記事で「リヒテルの名盤」とともに紹介していますので、ぜひどうぞ。
子供がピアノを独学したら…
リヒテルのような天才でなく、普通の人がピアノを独学した時の様子をまとめてみました。
まずは「メリット」から。
- 毎日継続したら、100%上達する
- 弾いてて楽しい
- 劣等感を持ちにくい
続いて「デメリット」も、
- リズム、音符の間違いに気づかない
- 変な手の形に気づかない
- 変な指遣いにも気づかない
なので、趣味で楽しみでやるには「独学」もアリだと思います。
しかし「すごく上手くなりたい…」とか「将来音楽の学校に行きたい」とかだと基本的には厳しいですね。
ピアノは習う人でかなり変わる
例えば、
- 手の形
- リズム感
- 音楽性
など、どうしても先生によって、良くも悪くも「かなり変わり」ます。
例えばYouTubeで「チャーハンの作り方」を調べると…100人が100通りの作り方をしているのが、わかるはず。
ピアノの場合も、かなりそれに近いです。
ちなみに、チャーハンの作り方は、ボクが実際に調べていたことです。笑
「動画によって、全く違うじゃん……」という感じでした!笑
なので、ピアノの話に戻すと、レベルが上がれば上がるほど「自分にあった先生」を見つけることは、すごく重要です。
音大を出て、留学しようとすると、必ず海外の先生からは「なんで私にピアノを習いたいの?」と聞かれます。
ところで、弾き方で「危険」なことある?「ないです」
基本的に「ない」が正解だと思います。
ボク自身、ピアノの関係の知り合いがたくさんいるけど、
- ピアノの弾きすぎで腱鞘炎←これはよくいる
- 初心者の方の弾き方がおかしくて指を痛める←見たことない
なので、そこのところは安心して大丈夫です!
大人がピアノを独学「危険はない。メリット多い」
大人の場合、独学のメリットがかなり多い印象です。
例えば、
- ピアノを習う→練習は、毎日5分
- ピアノを独学→練習は、毎日30分
これだと、100%練習時間を伸ばした方が、ピアノが上達します。
では大人の方が、ピアノを独学するメリットとデメリットを!
メリット
- お金がかからない
- 余計な時間もかからない
- マイペースにできる
デメリットは、
- リズムや指づかいをなおすのが難しい
- 練習の継続が難しい
- モチベーションが落ちやすい
大人がピアノを独学する危険なことってある?
「弾き方がおかしくて指を痛めた」という方には、出会ったことがあります。(毎日2時間練習していたとのこと)
しかし普通に30分~1時間程度、練習するくらいでしたら、まったく問題ないはずです。
これくらいの練習時間で、指を痛めた方には出会ったことがないです。
むしろ、モチベーションが下がって「今はまったく弾いていない…」という方の方が圧倒的に多い…笑
なので、心配はいらないです!