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【初心者OK】ピアノペダルの使い方・タイミング「記号の解説あり」

こんにちは。

ピアノのペダルに関することをサクッとまとめました。

  1. ピアノの3つのペダルの解説
  2. ペダルの記号について
  3. ペダルの踏み方について
  4. ペダルを踏むタイミング
  5. ピアノのペダルでよくあるご質問

この5つに分けてまとめてあります。

 

ピアノ3つのペダルの解説

  • 1番右→すべての音を伸ばすペダル(ダンパーペダル)
  • 1番左→音を弱くする(ソフトペダル)
  • 真ん中→難しいので詳しくは下記で!(ソステヌートペダル)

 

1番右:ダンパーペダル

ピアノの音を全て伸ばす効果。

1番たくさん使われるペダルで、フォルテペダル、ウラドペダル、サスティニングペダルとも言われています。

ダンパーペダルが1番使われる言い方だけど、単純に「ペダル」というと、これをさしますね。

 

1番左:ソフトペダル、第2ペダル

響きを弱める効果。

グランドピアノとアップライトで仕組みが少し違って

  • グランド→ハンマーが右にずれて3本の弦が2本になる→音が弱くなる
  • アップライト→ハンマーの位置を弦に近づけることで音が弱くなる

 

真ん中:ソステヌートペダルまたはマフラーペダル

 

まずはグランドピアノ。

このソステヌートペダルは「ペダルを踏んだ時点で、鍵盤を押していた音」だけ音が伸びる効果。

ごくまれにしか使われないですね。

次にアップライトペダル。

これはハンマーと弦の間にフェルトを入れることで音を弱くします。

音楽的に…というより、騒音防止の効果のための装置です。

 

ピアノペダルの記号について

実際に書き込みました。

この2種類しかないので、ペダルの記号は簡単ですね!

あと左のペダルは基本的に楽譜に書かれてあることはないので、実際に書いてみました。笑

「II」は第2ペダルの意味で、左のペダルを踏むということ。

「u.c.」もウナコルダで同じく左のペダルを踏むということ。

「t.c」はトレコルダで左のペダルを離す。

その意味はイタリア語で、

  • ウナコルダ→2本の弦で(左を踏む)
  • トレコルダ→3本の弦で(左を離す)

つまり弦の数で、ピアノの音量や音色を調節するということ。

 

ピアノ「ペダルの踏み方」

 

基本は「和声をぬりつぶすように踏む」ということ。

和声とは和音と同じような意味で、ポップスだと「コード」と呼ばれているもの。

とはいえペダルが奥が深すぎるので、ここでは参考までに。

  • バロック音楽:バッハなど→ペダルは少ない、もしくは踏まない
  • クラシック:ベートーヴェン、モーツアルトなど→クリアに踏む
  • ロマン派以降:ショパン、ラフマニノフなど→和声をぬりつぶすイメージ

なぜ時代によってペダルの踏み方が変わるかというと、バッハの時代はペダルという装置がそもそもなかったため。

またペダルの機能が発達したのもベートーヴェンが活躍している頃なので、

  • ベートーヴェンの初期のソナタ→ペダルは少なめ
  • ベートーヴェンの後期のソナタ→ペダルが多め

こんな傾向にあることは確かですね。

バッハの演奏の第1人者であるアンドラーシュ・シフによると、

「バッハの演奏の場合、基本的にはペダルを踏まない。しかし音楽が求めているならペダルを使う」とお話しされています。

これはシフの著書「静寂から音楽が生まれる」の中で語られています。(上級者向けだけど素晴らしい本です)

 

ペダルの踏み方に正解はない…

例えば世界的な名手の2人、ポリーニとアルゲリッチを比べるとペダルの踏み方はまったくといって良いほど違います。

「和声をぬりつぶすように踏む」というのが基本だけど、あとは「センスよく」というようなことになると思います。

料理でいったら「塩加減」に近いようなイメージで、間違いなく「完璧な正解」はないですね。

 

【安心】初心者向けの楽譜はペダルの記号が書いてある

例えば全音のピースなど、初心者向けの楽譜にはペダルの記号が書いてあります。

なので、それを見て踏みつつ耳が慣れてくると、自然に「こんな感じ」がわかってくるはず。

とはいえ「完璧にすべて書いてある」ではなく、「例えばこんな感じ」というような意味でペダルのマークが書いてあります。

あえてオススメの楽譜を紹介すると、

年代別にバランス良くいろいろな曲が入っているので使いやすいです。

またペダルも無理のない感じで入っていて、参考になるはず。

 

左のペダルの使い方

このペダルは奥が深いものの、ただ音を弱くするだけなので「失敗することはほぼない」というのが特徴です。

なので「ここでもっと音を弱くしたいな‥」とか「音色を優しくしたい」という時に、このペダルを踏めばOKです。

 

ピアノのペダルを踏むタイミング「いつ踏む?」

これは初心者の方で1番よくある質問だと思います。

結論を書くと「指よりちょっとあと」

「指が先でペダルがあと」です。

 

指とまったく同時にペダルを踏むと、前の音を一緒に拾ってしまうので濁ってしまう原因に。

でも基本的にはピアノの上達とともに「かってにできるようになってしまう…」というのが正直なところ。

 

 

ピアノ「ペダルの踏み方」Q&A

 

まったく使わないのはあり?

  • 完全初心者→あり
  • バロック・古典派の作品→あり

と、こんなイメージである程度ピアノが弾けるようになった方や、ロマン派以降の作品にチャレンジするなら、少しずつペダルを使った方が良いと思います。

 

正しい踏み方ってある?

100%正解はないですね。

あと「足のどこそこで踏む」とかの正解もない。

車のアクセルと同じで、正しい踏み方というより、「慣れ」の方が大きいと思います。

 

こどももペダルを使った方が良い?

アシストペダル吉澤

ある程度弾けるようになったら間違いなく使った方が良いです。(上記は実際に使っているもの。「吉澤製」)

最近はコンクールを見学しても、ほぼすべてのお子さんがペダルを使っていますね。

昔は子供用の補助ペダルが一般的だったけど、最近は踏みやすさからアシストペダルを使うのが一般的。

しかも慣れるために、なるべく早く使った方がピアノの上達も早いように感じます。

アシストペダルのページ(ふだん上記の吉澤製をオススメしています)

 

ハーフペダルって?

ペダルを1番下まで踏まずに、途中まで踏むこと。

車のアクセルをイメージすると、車の場合はハーフペダルしか使わないですね。笑

ハーフペダルは「ペダルを踏みたいけど、響きすぎはちょっと‥」という時に使いますね。

耳で踏めるようになると、自然と使うのがこのハーフペダル。

 

どっちの足でペダル踏む?

右のペダルは「右」、そして左のペダルは「左」。

真ん中のペダルは「右」で踏む人が多いです。

 

楽譜にペダルと書いてないけど…?

こちらはショパンのバラード第2番の冒頭(参考:エキエル版バラード集

これはショパン自身による表記で、冒頭だけペダルの記号が書いてあります。

しかし、まさか冒頭だけペダルを踏んで、あとは一切踏まない…なんてことはありえません。

これを例えると「ペダル踏んでOKです!あとはおまかせします」といった感じ。

 

ペダルの使い方でオススメ本ある?

いろいろ本を見てみたけど、「習うより慣れろ」だと思います。

理屈だけでピアノのペダルは踏めないので、

  1. 気に入ったピアノの作品を選ぶ
  2. 気に入った演奏を選ぶ
  3. この人の演奏で、どうやってペダルを踏んでいるか予想する
  4. なるべくそれに近づけるように練習する
  5. だんだん慣れてくる

こんな流れで習得するのが良いと思います。

「気に入ったピアノの作品を選ぶ」では、なるべくロマン派以降のたくさんペダルを使用する作品を選ぶのがポイント。

あとはYouTubeやAmazon Music Unlimitedで、良い演奏を聴けばOK。

Amazon Music Unlimitedは非常に音質が良いです。

それでは終わります。少しでも参考になれば幸いです!

 

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