PR ピアノ上達法

【実証された】ピアノ、練習しないってあり?「結論:時と場合による」

こんにちは。

 

結論「時と場合による」です。

 

  • 上級者:かえって上達する場合も
  • 初中級車:上達しない…

 

基本的にはこんなイメージ。

 

というわけで、本記事は

  • 練習しないとかえって上達する話【上級編】
  • 練習が毎日できるようになる話【初心者編】

の2部構成になっています。

どちらのレベルの方にも参考にしていただける内容にしました!

ではさっそく!

ピアノ、練習しないってあり?【上級編】

上級編では「練習しなくても上達することはある!」

と自信を持ってお答えします。

理由を書いてみますね。

 

その1:筋肉の疲れが取れる

ピアノを毎日練習していると、知らず知らずの間に、疲れが溜まっているものです。

ショパンの練習曲とかのレベルになったのなら、なおさら。

この指の疲れが、上達を遮ることってすごくあります

僕自信、音大の受験前にたくさん練習していたら、先生に「下手になってる…」と言われたことが。笑

その時は、単純にピアノを休んだら復活しました。

実は僕、本当に音大の受験前に、普通に遊んでましたからね。笑

 

その2:指の意識から解放される

音楽って指で演奏するものではなくて、頭と心によって演奏されるものです。

つまりピアノが上達すればするほど、指からの解放ってすごく重要になってくるんです。

ピアノを練習しないということは、この指と鍵盤から心を解放することに役立ちます。

 

その3:イメージトレーニングは効果的

ちょっと似たような意味だけど、ピアノは練習せずにイメージトレーニングするのもすごく良いです。

ショパンコンクール で2位に受賞した、反田恭平さんも受賞後のインタビューで

「あまり練習しません…楽譜を眺めたり、他のことをする時間も大切にしてます」と語ってました。

とはいえ、ここでいう「練習しない」は3時間以上とかそんなレベルのお話しかと。

 

リヒテルの例

リヒテルというのは、20世紀を代表するロシア人ピアニストです。

リヒテルの言葉をお借りすると

「私は3ヶ月ほど、練習しないことはザラにあります。と語っています。さらに

「若いピアニストは決して真似しないように」とのこと。

 

イメトレは、CD(YouTube)と本で

「イメトレってどうやるの?」というと、もちろん素晴らしい演奏聴くことが基本。

そしてそれを頭の中で、自分の演奏と照らし合わせつつ、頭の中で練習する感じです。

さらにリヒテルのような巨匠のインタビュー記事を読んで勉強するのもオススメです。

 

巨匠のインタビューは宝の山

世界のトップレベルに素晴らしい演奏家が、何を考えてつつピアノを演奏しているのか?

もしくは、何を考えてつつ練習しているのか知ることってすごく勉強になります。

いろいろな本を読んだ中では、「音符ではなく、音楽を!現代の世界的ピアニストたちとの対話

という本がオススメ。

このシリーズはどれもオススメだけど、ツィメルマン、キーシン、アシュケナージといった名人のほか、

名教授として知られるジャックルヴィエ、ベラ・ダビドヴィチ、チョソンジンの先生であるミッシェル・ベロフのインタビューまで掲載されています。

やや値段の高い本ではありますが、十分元が取れる内容です。

 

ピアノ、練習しないってあり?【初中級編】

はじめに、、

「うちの子、ピアノ習ってるのに全然練習しなくて…」

ってよく聞くお話しですよね。

結論「好きだけど練習できない」は大丈夫だけど、「嫌いだから練習しない…」

これはダメ。笑

親の愛情ではなく、エゴたっぷりになってしまいますね。

下記は「好きだけど練習できない」お子さん向けにサクッとまとめてみました。

 

その1:練習する時間を設定

人間って面白いもので、習慣になってしまうと意外と継続できるものです。

「たまに英語を勉強しよう!」とかってかなり辛いけど、毎日習慣にしてしまうとなんでもないはず。

筋トレとかにも近いですね。

よく自己啓発本とかに「3週間、持続できたものは、習慣化する」

と書かれているけど、ピアノでも全く同じだな〜というのが結論です。

 

その2:カレンダーに印をつける

これも似たような意味だけど、子供さんなら、「カレンダーにシールを貼り付けていく」

とかってどうですかね?

他にもいろいろな方法があると思うけど、あくまでアイディアの一つです。

 

その3:練習に付き合う

あと、あまりにも幼い(小2以下)とかだったら、親御さんが練習に付き合った方が良いかもですね。

さすがに幼稚園児がピアノを習慣するって、かなりキビシイ…。

幼稚園児でも自分で練習できる子もいるし、自分も練習するタイプだったけど、基本的には難しいのが一般的ですね。

 

諦めるもアリ「明らかに眺める話」

「それでも練習できないけど、どうすればいい!」

って「諦めたらいいんじゃないですかね?」笑

Twitterに流したら炎上するかもですが。笑

諦めるの語源って「明らかに眺める」だけど、よ〜く自分の心を眺めると

「あれ、自分ってそこまでピアノが好きではないのかも」とか「別にうまくなりたくないな」と思うかもです。

そんな意味で「諦めるもアリ」ということです。笑

間違っても「お前じゃ無理だから諦めな!」と冷たい意味ではないので、お許しを。

 

まとめ:ピアノ、練習しないってあり?「時と場合による…。」

まとめると、、

  • 上級者の方は、練習しないことによる効能がある
  • 疲れを取る、指からの解放、イメトレが効果的
  • 初心者は練習しないと無理…。

以上です。

頑張らないのも良くないけど、頑張りすぎも良くない、なんて言われたりもするけど、それに近いかもですね。

それでは終わります!

イメトレには、下記の本が効果的【名著です】

-ピアノ上達法