こんにちは!
こういった方のお役に立てる記事になっています。
音高・音大に進学しようか迷ったら読むべき記事【未来を見よう!】
一番大事なのは、本当に音楽好きかどうか
本人が本当に好きかどうか?って一番大切です。
「親に言われて」とかじゃやっぱりまずいですね。
本当に好きかどうかのチェックリストを作りましたので参考までにどうぞ。
- 小さい頃からずっと好き
- 2時間練習するのが余裕
- 今やってる楽器がもっとうまくなりたいって真剣に思っている
これに加えて周囲の人に「音楽の才能あるね!」とか言われるなら音高や音大への進学を検討してみると良いと思います。
音高・音大に行くメリットとデメリット
メリットについては、下記にまとめました。
- もちろん音楽の能力を伸ばせる
- 音楽の仲間に出会える
- 普通科目が少ない(特に音楽高校の場合)
デメリットも当然ながらたくさんあります。
- 学費が高い
- 将来が不確か
- 一般常識に疎くなる
音高や音大ってかなり特殊なところであることは間違いないです。
10年後、2030年はどうなってる?
今、10代の方が卒業する頃と言うと大体2030年くらいですね。
というわけで、世界がどんな感じ変化しているか考えてみたいと思います。
AI(人工知能)やブロックチェーンの発達
これからの10年で世の中は激変しますね。人工知能などの発達によってです。
例えば自動運転などです。国土交通省は2025年の完全自動運転を目指していますね。(参考資料)
もちろん運転だけじゃなくて、コンビニやスーパーなんかもAIになっているのは確実かと。
ベーシックインカムの普及
これから人間のやる仕事が減ってくるから、もちろん職種によってだけど週休4日制とか普通になってるんじゃないかな〜。
そしたらベーシックインカムの流れが来るのが当然かと。
ベーシックインカムとは、「無条件で国民に一定の金額を給付する施策」ということです。(wikipedea)
今、ドイツではベーシックインカムの3年実験とかが開始されているし、10年後は日本も…完全にとは言わないけど少しずつベーシックインカムが入ってきているんじゃないですかね。
だから何?
って思うかと思いますが笑
それはこれから伸びる業界の予想ができるということです。
人間の力が入らなくなったら伸びる業界って間違いなく遊びの世界です。
ゲームや旅行なんかはもちろんのこと、文化・芸術の世界も確実に伸びるとは言えなくても安泰であることは間違いないかと。
何が言いたいかというと、「決して音高や音大に進んでもその業界が暗いということはないよ」ってことです。
10年後、「ピアノとヴァイオリンがなくなった」は考えにくいですしね。
もちろん繰り返しになるけど、音楽が好き!が大前提です!
音高・音大に進学する際に必要な3つのこと
体験入学や学校見学に行こう
音楽の学校って特殊だから気になる学校が見つかったら、ホームページなどで調べて実際に行ってみるのがおすすめです。
ソルフェージュ・楽典の準備は必要
この2つは入学試験で必須科目です。
ソルフェージュは、個人差がもちろんあるけど最低でも3年ほどかかると思って頂いて間違いないです。
基本的にぼくは習いにきて頂いている生徒さんには、小学校3年生になったらソルフェージュをおすすめしています。
ソルフェージュとは?
ソルフェージュ(フランス語: solfège)とは西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことである。 出典:wikipedia
楽典とは?
楽典(がくてん、英:musical grammar)は、音楽に関する活動(演奏など)のために必要な最低限の知識のこと。「音楽の文法」や「楽譜の文法」などと言われることもある]。 出典:wikipedia
楽典は、1年前からの勉強でも大丈夫です。(もちろん早めに習得した方が楽です)
楽典に関しては、基本的に中学生にはそれとなくお教えするようにしています。
これは、音楽学校で過去問なども見れるので、バッチリ対策しておく必要があります。
どこの学校に行くかより、誰に習うかが一番大事
習う人にものすごく影響を受けます。
例えば、ピアノならその習う先生に弾き方も似てはきますし、演奏も似てきます。
ある意味これで将来が決まってしまうと言っても過言ではないくらいです。
どうやって学校で習う先生を探す?
これには3パターンの方法があります。
まずは気になる先生(大学の教授など)を見つける。それには今ならググればOKです。
その上で、
- その先生の演奏を聴きに行く
- その先生の公開レッスンなどを見にいく
- その先生の門下生の演奏を聴きに行く
と、とりあえず思い浮かんだだけでもこの3通りがあります。
これらの方法を試して「習いたい!」って思った先生のいる学校も目標にするのがベストです。
とはいえ実際は、たまたまご縁のあった先生に習っているのがほとんどではあります。
最後に
僕自身も、音楽の高校に行く時は悩みました。
最終的には、「こっちの方が楽しそう」や「何だかワクワクするな〜」みたいなことで決めました。
それで全く後悔はないですし、今後人生で迷うことがあってもそんな感じで決めようと思っています。
ぼくはたまたま良い先生に出会うことができましたが、上記でご紹介した方法は「今、もし自分が受験生だったらどうするかな?」って考えたら、こうするな。
というものです。
参考にしていただけたら嬉しいです。
良い進路に進めることを祈ってます。