PR ピアノ上達法

【対策】ピアノで指が動かない!【ブランク、初心者OK】

こんにちは。

ピアノを弾こうと思ったけど、指が動かない…。ブランクがあるうえに、初心者です…

 

こういった方のお役に立てる記事になっています。

 

結論、指が動かない大きな原因は「脳の神経と指の筋肉」の2通り。

参考文献:ピアニストの脳を科学する(Amazon)

 

本記事は、実際に自分でやってみて効果のあった方法と、実際に指導させて頂いた経験をもとに「良く指が動く方法」をまとめてみました!

 

ピアノで指が動かない…「普通です。」

ピアノで使う筋肉と脳神経は特殊!

ピアノって基本的に、すごく筋肉を使いますよね?

というか、楽器全般どれも筋肉を使います。

先日、ショパンコンクールで入賞した反田さんも筋トレをしているそうだし、ヴァイオリニストの五嶋龍さんもかなりムキムキ。

とはいえオリンピック選手がみんなピアノ上手いかというとそんなこともなくて…。笑

とにかく特殊な筋肉を使う上に、特殊な使い方をしているわけです。

特殊な使い方=特殊な脳神経を使ってる。ということ。

 

「ピアノ 指が動かない」で検索すると…

  • 指まわしをする
  • グーパー運動をする
  • 筋トレグッズを使う

結論、筋トレグッズはいらないですね。笑

指まわしやグーパ運動は暇な時に、やると効果があるかもです。

正直、指まわしとかグーパー運動って、個人的にはあまり効果を感じないけど、すごく初心者の方や、すごくブランクのある方は、そもそも指をほとんど動かしていないと思うので、

そんな意味で効果があるように感じています。

ではここからは具体的な対策を!

 

【ピアノ】指がよく動くようになる3つの対策法

これだけは知っておかなければ…【最低ライン】

「週に3回はピアノ弾くけどなかなか上手くならないな〜」とか「毎日5分、ピアノを続けているけどうまくならない!」

という方をよく見かけるけど、スミマセンこれだと指が動くようになる可能性0%です笑

ピアノだと世界中で、最低ラインが「1日30分の練習」って昔から言われているけど、これは「確かにそう!」としか言えないですね。

どうやらピアノを弾く、筋肉や脳の神経ってそんな感じになっているようです。

パソコンのキーボードとかだと、こんなにやらなくても誰でも習得できるのに、ピアノは大変ですね!

 

音階は基本中の基本

「指を動かすために何を練習しよう??」

と迷ったら、とりあえず音階が良いですよ!

これも世界中で、基本中の基本。

「当たり前すぎる!」と言われてしまいそうだけど「全部の調性をアンプで弾けますか?」

全部の調を練習しているうちに、自然と基本的なテクニックは身につくはず。

≫ 音階の楽譜は、ハノンピアノ教則本の第39番に載っています。

 

だから作曲…。「ハノン&バーナム&チェルニー」などの練習曲

ピアノってそもそも論として、習得が難しいもの。

それゆえ、チェルニー やハノンが練習曲を作ったわけです。

フジコ・ヘミングさんは「ハノンはいらない」と語っているけど、普通の人は取り入れた方が基本的に上達スピードが速いように感じています。

譜読みが簡単なので、小学生に特に効果が高いように感じますね。

テクニックも足が速い人や遅い人がいるのと一緒で、個人差があるので、ハノンを全く練習しなくても上手くなる人は、ヘミングさんがおっしゃるようにいるのも事実ですね!

 

脱力&ムダな動きをなくす【地球には重力がある】

初心者の方だと難しいかもだけど、指を動かすにはムダがないことが基本。

しかも重力を利用すること。

ルービンシュタインが、ショパンコンクールで優勝したばかりのポリーニに「腕の重さを感じてピアノを弾いてごらん!」

とアドバイスしたのは、有名な話。

これも脱力であり、ムダをなくすということ。

詳しくは、下記の記事をどうぞ。

ポリーニの新刊をレビュー【80代、事故!?でもなお健在】

続きを見る

ではここからは、指が動くようになる練習について!

 

【ピアノ】指がよく動くようになる3つ練習方法

リズムを変えるのは、やっぱり有効!

これほど有名な練習方法もないと思うけど、やっぱり効果はありますね。

僕も子供の頃、弾けないところのリズムを変更して練習したら、いきなり上手くなったので、すごく驚いたことがあります。

具体的にどうリズムを変えるかというと、16分音符など速い音符を「付点音符」に変更するだけ。

詳しく知りたい方は、ハノンピアノ教則本(いろいろなリズムが詳しく解説されています)を参考にしてください!

 

メトロノームを徐々に上げる【脳トレ】

例えば「♩=80」の速さで弾けないな〜と思ったら、

♩=70くらいから、1メモリづつメトロノームの速さを上げていくと、意外と弾けたりもするもの。

指の筋肉というより、脳をスピードに順応させていく感じ。

 

脳をごまかすのもアリ【中級以上】

例えば、高速道路を運転したあとに、一般道を走ると遅く感じるじゃないですか??

あれをピアノに応用するだけ。

簡単な方法は、「このテンポじゃキツイ!」というテンポで一度付加をかけてから、もとのテンポに戻す。

とこれだけ。

ショパンのエチュードとかに、すごく効果があると個人的に思ってます。

 

憧れが指を動かす【イメトレ】

これはオリンピック選手が、100メートルで10秒きったシーンをイメージしたりするのと同じ。

これをピアノに応用すると、、

「ショパンのあの曲が弾きたい!」とか「リストのあの速い曲を弾いてみたい!」と、

その気持ちを大切にしつつ、イメトレする感じ。

僕の体験でいうと、どうしても高校生の時にショパンの「木枯し」のエチュードを弾きたかったけど、曲への憧れで、テクニックが大幅に向上するのを経験しました。

なのでピアノの上達には「好きな曲を練習するのが一番」と思ってます。

 

余談:血の巡りが良い方が指が動く!

一時的に指を動かすだけなら、良い方法がありますよ!

簡単で、ただ血の巡りを良くするだけ。

これは、体調が良くて、少し運動か入浴、ポカポカと暖かい部屋で練習するのが前提。

逆に言うと、血の巡りが悪いと、自分がピアノが下手になったような感じがして、心が萎えますね…笑

冷えは、腱鞘炎の原因にもなるので、なるべく体をポカポカさせつつ練習した方が良いですよ!

 

まとめ:【ピアノ】指が動かない時の対策「ブランク、初心者OK!」

では、まとめつつ終わりにします!

  • ピアノは特殊な筋肉と脳神経を使う:動かなくて普通
  • 毎日30分の練習が最低ライン
  • ハノン、チェルニーなどはやっぱり効果あり
  • リズムの変更、脳トレ、イメトレも効果あり

一番大変なのは、練習の継続…、かと思いますが、昔の自分より上達するのって、すごく楽しいですね!

では終わりです。1%でもお役に立てたら幸いです…。

-ピアノ上達法