こんにちは!
こういった疑問にお応えします。
結論をちょこっというと「ピアノの初心者をクリア!」というくらいです。
では下記で詳しく解説します!⏬
バッハ【インベンション】レベルってどれくらい?
なぜかこれ、たまに聞かれるので記事にしてみました。
まずはざっくりインベンションのレベルを
すごい曖昧な表現だけど、中級のはじまりくらい。
他の有名な曲集にはさんでみると‥
ブルクミュラー<ソナチネ<インベンション<ソナタ
これくらい!
難しさの方向が違うけど、ツェルニー30番と同じくらいといっていいかと思います。
ではここからは具体例を。
初心者がインベンションを弾くのはまず不可能
なので、もし今インベンションを弾いているとか、これからはじめてみる方がいらしたら、すごく自信を持って大丈夫です!
理由は、初心者の方がよく練習する(例えばバイエルとか)を練習しているなら、このインベンションはかなり難しくて弾くことができないから。
ポリーニ(世界最高のピアニストの一人)は、ピアノをはじめた時、「バッハの平均律からはじめた」とかって言っているけど、そういうのはもちろん例外です。笑
インベンションまでたどり着いたらすごい!
毎日欠かさずピアノを練習してないとおよそここまでのレベルに来れないですからね。
なのでインベンションが弾けるくらいになったら、ピアノに向いているタイプだといっていいと思います。
クラシックの有名な作品の基礎の基礎
例えば、ベートーヴェンでもモーツアルトでもショパンでもバッハの影響を受けてない作曲家っていないんです。
なので、バッハを練習するのってピアノの基礎の基礎を磨くのに最適。
このインベンションってそのバッハの曲の中で、一番演奏しやすい曲です。
なので、クラシックのピアノの基礎の基礎という感じでもあります。
インベンションに苦労するのは普通
インベンションってこの時代の特徴だけど、多声音楽なんです。
普通は、メロディーと伴奏。
だけど、バッハの音楽って全てがメロディーみたいな扱いです。
それゆえに難しいということです。
最初はとにかく大変!
僕自信、子供のころ初めてバッハの曲を弾いたとき「なんて難しいんだ!」っていうことが記憶に残っています。
でも慣れるからご安心を。
なので初めてバッハの曲を練習してみる方には、「弾けなくても大丈夫だよ」とお伝えしているようにしているくらいです。
コンクールではどんな感じに取り上げられている?
ざっくりと、小学校3年生〜6年生。
バッハコンクールだと、3、4年生でも課題になっているし、ピティナだと5、6年生の課題になっていますね。
もちろんあくまでも目安だけど、少し参考になるかと思います。
まとめ:【朗報】インベンションを練習するとグッとレベルが上がる
これに科学的な根拠とかまったくないです。笑
あくまでもご指導させていただいた経験からだけなんだけど、
- はじめ、ものすごく大変そう
- だんだん慣れてインベンションが弾けるようになってくる
- ピアノ自体がかなり上手くなっている
こういう方ってとにかく多いな、と。
なので「インベンションが弾けるようになったら、ピアノがかなり上達するよ」って言いたいです。笑
インベンションをはじめたばかりの大変さの克服には、インベンションの美しさに気がつくのが一番だと思っています。
実は、インベンションってものすごく美しい曲なんです。
僕自信、子供の頃インベンションの名演を聴いて感動していたら、「もっと上達が楽だったのにな〜」とよく思ったりしているくらい。
ぜひ下記の名演奏を聞きつつインベンションにトライしてみてください!
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