ピアノ曲の解説

【解決法あり】バッハのインベンションは難しい「でも大丈夫!」

 

こんにちは!

 

バッハのインベンション ってなんだか難しいな。どうやったらうまく弾けるようになるかな

 

こういった疑問にお答えします。

 

【解決法あり】インベンションは難しい「でも大丈夫!」

バッハのインベンション が難しい理由は2つ

ちょっとこむずかしい話なのでここは読み飛ばしてもOKです!

  • ポリフォニー音楽であるところ
  • もともとはピアノのために書かれた曲ではない

では順番に解説していきます。

まずは一つ目ポリフォニー音楽であるところから。

ポリフォニー音楽とは、複数の声部からなる音楽のことを言います。これに対して現代の大抵の音楽はモノフォニー音楽です。(リンク先はWikipediaになっています)

簡単に言うと、ポリフォニー音楽は旋律がたくさんあって、モノフォニー音楽は旋律が一つということです。

 

二つ目は、もともとはピアノのために書かれた曲ではないということ。

バッハが生まれたのは、1685年。そしてバッハが活躍した時代もまだ今のピアノではないです。

具体的には以下の3つの楽器が存在してました。

  • オルガン(空気を加圧したことで音を鳴らす楽器)
  • チェンバロ(弦をはじいて鳴らす楽器)
  • クラヴィコード(弦を金具で突き上げて鳴らす楽器)

このほかにハープシコードとクラヴサンもあるのでは?と思われる方もいるかもですが、チェンバロとハープシコードとクラヴサンはどれも同じものです。国よって呼び方が変わっただけ。

チェンバロはイタリア語、ハープシコードは英語、クラヴサンはフランス語です。

 

インベンションって難しいけど練習する意味はあるの?

ものすごく簡単にいうと単純にバッハがあまりにも凄いから。

音楽の父なんて呼ばれているけど、バッハを尊敬している作曲家って本当にたくさんいるんです。

例えば、ベートーヴェン、ショパンなどのクラシックの作曲家はもちろん、ジャズでもポップスでも少なからずバッハの影響を受けています。

坂本龍一さんも尊敬する音楽家はバッハって答えてましたし。

全ての音楽に影響を与えた原点のようなものなので、それゆえ練習する意味ってすごくあるんです。

 

もちろんインベンションも音楽のレベルが高い

「レベルってなんだ?」って感じかもですが、とにかく素晴らしい音楽なんです。

やり始めはよくわからないと思うけど、うまく弾けるようになってきたらその美しさとか魅力に気づくはず!

素晴らしい演奏を聴くことでもその魅力に気づいたりもしますね。(おすすめの演奏は後ほどご紹介してます)

 

インベンションの難しさを克服する4つの方法

ちょっと理屈っぽい話が多くなりますがスミマセン、、

 

①:主題(テーマ)を見つける

これは、インベンションを練習する上では最重要ですね。

テーマって何

曲を支配しているメロディーのことです。曲の最初に出てくるメロディーです

見つけ方については、すみません詳しい方に聞いてください。(ちょっとブログで解説するには大変‥)

※もし良い本などが見つかれば、リライトします。

 

②:調性を理解する

これも初心者の方が一人でやるのは難しいと思いますが、調性がわかるとグッと難易度が下がります。

調性がわかるようになるには、まずは音階を全調弾けるようになるのがおすすめです。

音階については下記の記事で解説しています。

 

③:ゼクエンツや偽終止も知っておいた方が‥

この辺りも知っておいた方が演奏しやすいですし、音楽性を高める上でも重要です。

ゼクエンツとは、同じ音形が何度も現れること。偽終止は1度の和音から6度の和音にいくこと。(詳しくはWikipediaをどうぞ)

 

④:【バッハのインベンション】聞くべき演奏は3つ

素晴らしい演奏を聴くと、これだけで上達します。

ポイントとしては、何度も聴くこと。(目標は10回くらいですかね)

そうすると、「なんて綺麗な曲だ!」とか「意外と簡単そうだな」って思えてくると思います。

人によっては、1回で思うかもしれないし、100回の方もいると思います。

では早速ご紹介していきます。

 

アンドラーシュ・シフ

とりあえずシフの演奏を聞いておけば間違いないです。

どんな演奏かというと、スタンダードでありながら最高峰の演奏といった感じ。

ひたすらバッハの音楽の純度を高めつつ敬意を持って演奏しているのがよくわかります。

 

タチアナ・ニコラーエワ

この方の演奏は、インベンションの魅力をとにかく突き詰めた演奏です。

「インベンションの魅力がよくわからない」という方には一番おすすめの演奏です。

「現代の子どものコンクールでこうやって弾いたら落ちるかも」というところが多数あるけど、実はこっちの方が本質なのではと思ってます。

なんとなく電車の中でノイズキャンセリングイヤホンを使ってこの演奏を聴いていたらものすごく感動してしまいました。

 

グレン・グールド

言わずとしれた名演です。

凡人には決して到達できない境地で演奏しているような、とても真似できないし、真似する人もいないそんな名人の至芸です。

グールドのうなり声が聞こえるけどそこはご愛嬌です。笑

 

 

まとめ:インベンション の難しさは慣れるから大丈夫!

インベンションってとにかく最初が一番大変なんです。

「なんて難しい曲なんだろう」とか「これは練習しても無理かも」って思うかもです。

でもだんだん慣れて楽に弾けるようになってくるから不思議です。

僕自身、いろいろな方にインベンションのご指導をされていただいていますが、みなさんたいていこの流れです。

インベンションは全部で15曲あるけど、一つずつこなしていくうちにだんだんと慣れてくると思います。

インベンションって順番通りにやる必要がなくて、むしろ順番どおりじゃない方が良いくらいです。

下記の記事を参考にしつつ、弾きやすいものから取り組んでみてください!

バッハ【インベンション 】練習する順番は?「難易度の解説あり」

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