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トルコ行進曲の難易度は?小学生の発表会にもオススメ!

こんにちは。

トルコ行進曲って有名だし、ピアノで弾いてみたいけどどれくらいの難易度だろう?

こういった方のお役に立てる記事になっています。

本記事では、

  • トルコ行進曲の難易度
  • 小学生にもおすすめな理由
  • おすすめな動画
  • おすすめな楽譜

の4つの構成でできています!

それではさっそくご紹介していきます。

 

トルコ行進曲の難易度を解説

まず初めに。

初心者レベルではない‥

「簡単に弾けるかな?」

というと、そんなことは全くないです。笑

目安としては、3年くらい真剣にピアノに取り組んでみて、弾けるかどうか?

というくらい。

 

全音のピースではレベルB(初級上)

全音のピースでは、全部で6段階に難易度が設定されています。

つまりトルコ行進曲は下から2番目。

僕の印象では「いや、中級レベル以上じゃない?」という感じです。

注意点もあって、

 

オクターブは必須だということ

オクターブのことを考えると「とても初級とは言えない‥」

というのが正直なところ。

なので、手が大きくなってオクターブが届いたら挑戦している。

とこれくらいのタイミングがおすすめです!

 

目安はソナチネを卒業したくらい

トルコ行進曲の正式名称はご存知ですか?

これを知らずに演奏するのはかなりナンセンス!

 

トルコ行進曲の正式名称

「ピアノ・ソナタ第11番 K331 より 第3楽章」

です。

つまり、ソナチネより難しいと思っていただいて間違いないレベルです。

続いて小学生にもおすすめする理由です!

 

トルコ行進曲を小学生にもおすすめする3つの理由

その1:とにかく名曲!

このトルコ行進曲は、モーツアルト自身が作曲した、正真正銘の名曲です。

中には、名曲を初心者でも弾きやすいように編曲した作品って世の中にはたくさんあります。

「弾きやすいけど、なんだか変」

みたいなことがよくあるんだけど、このトルコ行進曲に関してはそんなことは一切ないです。

とにかく名曲中の名曲。

小学生のうちから本物に触れるのは、素晴らしいことだと思います。

 

その2:モチベーションが上がりやすい!

有名な曲のいいところは、

「あれ、なんか聴いたことある!」とか「この曲好き!」

とかってなりやすいです。

こうなると「弾いてみたい!」とか「うまく弾きたい!」

ってなるもの。

つまり、モチベーションが上がったり、ピアノが上達するということです。

 

その3:ペダルが難解ではない

ちょっと踏まないとおかしいのだけど、ちょっとペダルが踏めればかなりサマになります。

なので初めてピアノのペダルに取り組むとか、そういった方にもおすすめ。

踏む場所については、誰かに習うかペダルの表記がある楽譜を手に入れればOKです!

 

注意点!指の負担は少々ある‥

先ほどもお伝えした通り、オクターブで演奏しないといけないところがあります。

なので、少し指に負担はかかります。

「指を痛めないように」そこだけは注意は必要。

続いて、おすすめの動画です。これを見たら「トルコ行進曲弾きたい!」

ってなるかもです。笑

 

トルコ行進曲のオススメ録音!

ご紹介の前に…CDでも買えるけど Amazon「Music Unlimited」でしたらすべて聴くことが可能です。

さらにトルコ行進曲の現在残っている録音すべてが聴けるレベルです。

30日間は、無料ですので検討してみる価値は高いと思います。

詳しくは下記をどうぞ。

Amazon「Music Unlimited」クラシック音楽を聴いた感想

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全部で3つご紹介します!

 

グレン・グールド

非常に個性的な演奏だけど、トルコ行進曲の魅力に気づくためには素晴らしい演奏だと思います。

 

ダニエル・バレンボイム

このバレンボイムの演奏は、正統派の演奏にして至高の演奏といった感じ。

理想的な演奏でもあるので、ある程度トルコ行進曲が弾けるようになってから、また改めて聴いてみるとこの魅力に気づく可能性があります。

 

マリア・ジョアン・ピリス

唯一の女性の演奏。

ピリスは、手もそれほど大きくないですし、日本人の女性や子供さんが参考にするにはすごくぴったりな演奏です。

「あ、こんな感じなら演奏できるかも!」って思える可能性が一番高い演奏でもあります。

とはいえ、ものすごい感覚で演奏されていて、とても真似できるようなレベルではありませんが‥

参考にはなりやすいので、ぜひ聴いてみてください!

最後にトルコ行進曲を演奏する際に必要な楽譜についてです!

 

トルコ行進曲の楽譜はどれを使う?

結論は2通り。

このどちらかで大丈夫です。

 

その1:全音のピース

「全音」というのは、全音楽出版社のこと。

こちらのピースの良いところは、気軽に安い値段で試せるところ。(600円ほど)

なんとなく「トルコ行進曲」を試してみたいな〜という方はこちらの楽譜がおすすめです。

デメリットとしては、将来的に使い続ける場合には、楽譜の耐久性やクオリティが低いということ。

あくまでも「試しに弾いてみたい!」という場合にオススメです。

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その2:ウィーン原典版(圧倒的にオススメ!)

モールアルトの楽譜に関しては、このウィーン原典版が一番オススメ。

権威性、使いやすさ、楽譜の高級感とどれをとっても最高です。

この楽譜以外の、原典版というとヘンレ版があるけど、モーツアルトに関してはやや信頼性が低いと言われていますし、僕も使っていると「?」なところがありますね。

ベーレンライター版もあるけど、これは手に入り難かったり、価格が高かったりするのでおすすめしにくいな、というのが正直なところ。

ちなみにこのトルコ行進曲が載っているのは「第2巻」の方です。

 

ウィーン原典版を購入する目安としては‥

  • この先5年以上ピアノを続ける予定
  • 将来、音楽の高校とか大学を検討している
  • 初めから良い楽譜を使いたい

と、この3つを目安にするのが良いと思います。

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それ以外の方は、ピースで試してみるのが良いです。

それでは終わりです!

良い楽譜を手に入れつつ、名曲を練習してみてください!

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