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ショパンのマズルカ人気なのはどれ?【人気順に並べてみた】

こんにちは。

ショパンのマズルカを聴いてみたいけど、あまりにもたくさん曲があるからどれを聴いたらいいんだろう?

できれば人気の曲、もしくは人気順が知りたい

こういった方のお役に立てる記事になっています。

 

もちろん完璧に人気順に!

なんてことは出来ないので、以下の客観的な要素を含めつつ、主観でまとめました!

  • 巨匠を中心に演奏回数、録音の数
  • ショパンコンクールでの演奏頻度
  • 評論家の解説

それではちょこっとマズルカの魅力についてお話してから解説してみます。

 

ショパンのマズルカの魅力を解説

ショパンが生涯で一番多く作曲したのはマズルカ

ショパンが生涯を通じて、作曲し続けたのは、なんとマズルカだけなんです。

そして作曲した数は60曲ほど。

これも全てのジャンルの中で、最も多いです。

 

とはいえ、すごい有名な曲はない

例えば、即興曲って4曲しか作曲していないけど「幻想即興曲」なんてすごい有名ですね。

それらに匹敵する曲があるか?

というと結論はナイです。

おそらくショパンの作品の中では、一番過小評価をされているんじゃないかな〜

というのが体感としてあります。

と、そんなマズルカだけど、魅力たっぷりですので、人気の作品、おすすめの作品について解説してみます。

 

ショパンのマズルカ人気なのはどれ?【人気順に並べてみた】

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30日間は、無料ですので検討してみる価値は高いと思います。

詳しくは下記をどうぞ。

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一番人気!作品33

この作品は、ショパンのマズルカの中で、一番華やかでショパンコンクールでも演奏する人が多いですね。

僕自身、初めて聴いたマズルカはこの作品33。

聴きやすさはもちろんのこと、演奏するのも楽しい曲です。

あの伝説的なピアニスト「ニキタマガロフ」の演奏が、歴史的な名演を残しています。

Amazonプライムの会員は無料で視聴が可能です。

>>> ニキタ・マガロフの演奏(amazon music)

他にオススメの演奏は、ジャン・マルク・ルイサダ。

彼のマズルカ全曲演奏会を聴きに行った事があるけど「とにかく素晴らしい!」

の一言。

>>> ジャン・マルク・ルイサダ(Amazon music)

 

作品59:巨匠も愛奏「完成度の高さがすごい」

この作品は、ショパンコンクールでの演奏頻度もすごく高いですし、巨匠もよく演奏していますね。

例えば、アルゲリッチの名盤もあるし、ポリーニの直近の来日でもこのマズルカを演奏しています。

それから、伝説的な音楽評論家である吉田秀和さんも生前に、

「ショパンの作品はあまり好きではないけど、この作品59だけは好き」

と語っていました。

たしかに、このマズルカは良い意味で「ショパンっぽくない」要素があるんだと思います。

>>> アルゲリッチのマズルカ作品59の名盤(amazon music)

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僕は、ポリーニがこのマズルカ作品59の演奏を生で聴いたけど、おそらく

「ショパンのピアノソナタのような感覚で演奏している」

と、そんな印象を持ちました。

 

 作品50-3:単品で人気

この作品は、一曲だけで演奏される事の多い人気のある作品です。

ワルツでもバラードでもないオンリーワンな魅力を持った作品かと。

もしこの曲に「別れの曲」のような副題がついていたら、ものすごい有名な作品になっていたんじゃないかな〜と思うマズルカでもあります。

演奏を聴くならアシュケナージが素晴らしいと思います。

模範的な解釈でありながら「天才の至芸」といった印象です。

>>> アシュケナージの演奏

 

作品6:若き日のショパン

この作品は、ショパンが世に出した曲の中では、最も若い時に作曲された作品です。

10代の半ば〜後半にかけて作曲されています。

晩年のショパンの作品も素晴らしいけど、若い時の作品ももちろん素晴らしい。

ショパンの若い時の作品を聴くなら、間違いなくこのマズルカ作品7がオススメであり、人気の作品です。

「誰の演奏が良い?」

というと、このマズルカは、ステファンスカという大ピアニストが演奏を残しています。

ステファンスカは、ポーランド人でショパンコンクールで優勝もした20世紀最高の「ショパン弾き」の一人。

昔、東京芸大で教鞭をとっていたこともあって、日本での知名度もある程度高いですね。

>>> ハリーナチェルニーステファンスカのマズルカ作品6の演奏

 

作品67:晩年のショパンの心境

今度はうってかわって、ショパンが最晩年に作曲したマズルカ。

特に有名な作品としては、作品67-2。

この曲は、ショパンが亡くなった年(1849年)に作曲されています。

あのチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトの2楽章「カンツォネッタ」に影響を与えた作品としても有名です。

ピアノの歴史上、最高のピアニストと呼ばれる中の一人である「アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ」がこの作品を気に入って録音も残しています。

この作品67を聴くなら、ミケランジェリの一択かと思います。

>>> ミケランジェリの演奏

 

作品56-2:アンコールでの人気曲!

ショパンコンクールでもある程度、演奏されているし、なんと言ってもよくアンコールで演奏されていますね。

「いかにもマズルカ!」

といった魅力で、聴いているとすごく楽しい気分になる曲です。

ある程度ショパンの晩年の作品だけど「子供の頃のポーランドの楽しい踊り」の体験を、色濃く感じる作品だと思います。

これも聴くなら、地元ポーランドの名手ステファンスカのものが良いかと思います。

>>> ステファンスカの演奏

 

まとめ:ショパンのマズルカ人気なのはどれ?

今回、ご紹介したショパンのマズルカは、

  • 作品33
  • 作品59
  • 作品50-3
  • 作品6
  • 作品67
  • 作品56-2

もちろん、ショパンはとにかくたくさんのマズルカを作曲しているから、正直なところ「まだまだたくさんある」。

とはいえ、もし全くショパンのマズルカを聴いた事がないとしたら、上記の作品がオススメです。

それでは終わりです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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