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ショパン【ピアノ協奏曲】の名盤はどれ?【定番+α】

2021年10月31日

こんにちは。

ショパンのピアノ協奏曲を聴いてみたいけど、たくさんありすぎて困るな。

名盤があれば知りたいです

 

こういった方のお役に立てる記事になっています。

 

本記事の内容

  • ショパンのピアノ協奏曲の簡単な説明
  • 録音している人の紹介
  • 巨匠の名盤
  • 現代のショパン弾きの名盤
  • 注目の名盤

ではさっそく。

ショパンのピアノ協奏曲ってどんな曲?

ブルースリウ

重要なところだけサクッとまとめてみます。

  • ショパンが19~20歳の時に作曲
  • 演奏時間は1番が40分、2番が35分ほど
  • 1番と2番、作曲した順番は本当は逆
  • 1番はワルシャワへの告別の気持ちと飛翔の気持ち
  • 2番はロマンティックと創意の気持ち
  • オーケストレーションの評価は低め、ピアノの評価はもちろんとにかく高い
  • メロディーの美しさは格別

ざっくりとこんな感じです。

 

ショパン「ピアノ協奏曲」こんな方が録音してます

とにかく名曲ゆえにあまりにも多いので、サラサラとスクロールしてください。笑

フランソワ、パレチニ、カツァリス、 アックス、リヒター=ハーザー、ルービン シュタイン、ピリス、ペライア、ステファンスカ、ハラシェヴィチ、ポリーニ、アルゲリッチ、 オールソン、ツィマーマン、ダン・タイ・ソン、ブーニン、ユン ディ、ブレハッチ、アブデーエワ、ソンジン・チョ、ブルース・リウ、ロー ゼンタール、ホフマン、レヴィーン、ネイガウス、ホルショ フスキ、ブライロフスキ、アラウ、マガロフ、バッカウアー、ボレット、リパッティ、ギレリス、シフラ、ヴァーシャーリ、フー・ツォン、 アシュケナージ、ルイサダ、クピーク、ベレゾフスキ、ルイージ、キーシン、ネボルシン、トリフォノフ、リシエツキ

1曲30分超えの作品をこんなにたくさん聴くわけには、いかないのでオススメをまとめてみますね!

 

巨匠の演奏するショパン「ピアノ協奏曲」3つの名盤

アルトゥール・ルービンシュタイン

ルービンシュタインといえば、「ピアニストの王様」みたいに言われているけど、特に得意としたのはショパン。

何度も演奏、録音を繰り返しているけど、この録音は最晩年の80代の時の演奏です。

ショパンコンクールを聴いたあとに聴いてみても「やっぱり名人はすごい…」

と納得をせざるような圧倒的な名演に聴こえました。

 

ディヌ・リパッティ

個人的に、1番の名演はこのリパッティの演奏だと思っています。

知名度こそルービンシュタインには劣るけど、その素晴らしさは伝説的なもの。

30代という若さで夭折している真の大天才が残した至芸といった印象です。

CDでしたら、リパッティの全集がコスパもよくオススメ。

 

サンソン・フランソワ

フランソワはフランスを代表する名人のお一人です。

いかにもフランス人、そしてとにかくパリの街に似合うような方だな〜と。

音楽ももちろんフランス人らしいエスプリのきいたもので、得意としていたのは、ドビュッシーやラヴェルなどのフランス作品。

とはいえショパンも素晴らしく、ぜひ聴いておきたい名演奏です。

 

現代のショパン弾きによる「ピアノ協奏曲」の6つの名盤

先ほどご紹介した演奏家はすでに亡くなってしまっています。

続いては現代の録音です。

 

マウリツィオ・ポリーニ

言わずと知れた、現代最高のピアニストの一人。

ポリーニはご存知のとおり18歳でショパンコンクールで優勝した方です。

ポリーニの演奏するショパンのピアノコンチェルトは、

「ショパンを造形美のように捉えているのかな?」と感じるような名演奏です。

現代の模範演奏のような立場ですし、必ず聴いておきたいところ。

 

マルタ・アルゲリッチ

アルゲリッチも同じく、ショパンコンクールで1965年に優勝しています。

ポリーニとは、いかにも正反対のような演奏がよく話題に上がりますね。

アルゲリッチといったら、自由奔放が代名詞だけど、もちろんこのショパンのピアノ協奏曲も自由奔放。

リズム感やアーティキュレーションの付け方など、アルゲリッチにしかできないであろう至芸で、

「ショパンのコンチェルトの魅力を堪能したい!」

という方には1番のオススメはコレ。

 

クリスティアン・ツィメルマン

ツィメルマンも同じくショパンコンクール優勝しています。

地元ポーランドの出身で、現代最高のショパン弾きといったらツィメルマンかもですね。

実はツィメルマンはこの演奏の録音のために、わざわざオーケストラまで用意して、

とにかく可能な限り最大限こだわり抜いた演奏になっています。

「ツィメルマンはピアノに魂を売った」とか言われるほどに、こだわり抜いていて、

間違いなく、ツィメルマンは「この録音を後世に残そう」と考えて録音したはず。

 

ダニエル・バレンボイム

バレンボイムというと、ドイツ物を得意としている印象があるけど、実はショパンも素晴らしい録音をたくさん残しています。

バレンボイムらしい重厚にして、繊細な心で演奏されていて、とにかく圧倒されます。

ピアノを演奏している……というよりは、バレンボイムが音楽を奏でている。

といった方が適切なように感じる、現代の巨匠の名人芸です。

≫ Amazonミュージックで聴けます

 

クリスティアン・カツァリス

実は昔、ショパンのCDはいったい誰が一番素晴らしいだろう?

みたいな議論があったらしく、名前をふせてショパンコンクールのCD版がおこなれたことがあるのだとか。

実はその時に1位になったのは、カツァリスの演奏するショパンのCD。

カツァリスの演奏というと、とにかくファンタジー豊かで「あ〜ショパンにはまだこんな魅力があったんだ」

と気づかされるような演奏です。

 

最年少!エフゲニー・キーシン13歳

あのキーシンは、なんと13歳でこのショパンの協奏曲の録音を行なっています。

そのあまりの素晴らしさに、世界中でとにかく話題になりました。

キーシンを有名にした名演奏であることは間違い無いかと思います。

演奏の特徴といえば、純粋極まりない演奏でありながら、とても子供が演奏しているとは思えないような完成度の高さになっています。

神童というよりは、若き巨匠といった感じかもです。

 

注目の名盤!ショパン「ピアノ協奏曲」

ダニール・トリフォノフ

トリフォノフはショパンコンクールで3位になった現代でもとにかく注目されている方です。

「トリフォノフが1位じゃない?」

という声が多かったとおり、とにかく現代の若手の中でトップクラスの才能かもしくはトップの才能と言ってもいいかと思います。

そんなトリフォノフもショパンのピアノ協奏曲の録音を残しています。

体格の良さゆえに、音はふくよか。そして音楽は自由でありながら、ファンタジーに溢れる名人芸です。

歴代の巨匠の良いところを合わせつつ、若返らせたようなそんな感じ!

 

ラファウ・ブレハッチ

ブレハッチはツィメルマン以来、久しぶりのポーランド出身でショパンコンクールに優勝した方です。

「容姿がショパンに似ている」と言われることもありますね。

「もし、ショパンが現代に生きていたらこんな演奏をしたのではないかな〜」

という意味では、ダントツにブレハッチです。

顔も手もそっくりで、ショパンらしい演奏を聴きたい方にとにかくオススメ。

 

チョ・ソンジン

チョソンジンも2015年にショパンコンクールで優勝した方。

ピアノを演奏する能力では、このチョソンジンが一番うまいのでは?

と感じるほど、とにかくピアノが上手いです…。

それゆえにピアニスティックな美しさを一番感じることができるのは、間違いなくチョソンジン。

ひたすら、美しく透明な音で、ショパンを語った名演奏、名盤です。

 

イーヴォ・ポゴレリチ

ポゴレリチといえば、ショパンコンクールに出ていたけど、2次予選で落ちてしまい、そのことでアルゲリッチが激怒したアルゲリッチ事件は有名です。

アルゲリッチは「ポゴレリチは間違いなく天才!」

と言ったけど、僕も同じくそう思います。

ポゴレリチのショパンコンクールの時の演奏も聴いたけど、はるかにその後に出したCDの方が素晴らしいです。

コンクール以降に3段回くらいピアノが上手くなったのでは?

と思うほど。

重厚な音を持ちながら、音楽の核心を付くような演奏で、圧倒されつつも感動してしまうような名演奏です。

≫ Amazonミュージックで聴けます

 

ブルース・リウ

今回ご紹介したものでも分かるとおり、ショパンコンクールの優勝者が多数名演奏を残しています。

先日の2021年のショパンコンクールでブルース・リウさんの演奏したピアノ協奏曲もとにかく素晴らしいものでした。

何かオーケストラまでもが生き生きしてくるような、圧倒的な魅力を持った方です。

ピアノの上手さだけなら、もっとうまい人がいそうだけど、とにかく魅力的。

ブルース・リウさんについては下記で詳しく書いています。

ブルースリウ
ブルース・シャオユー・リウの魅力に迫る【ショパンコンクールで優勝】

続きを見る

 

まとめ:ショパン【ピアノ協奏曲】名盤はどれ?

なるべく短くまとめたつもりだけど、それでもこれだけたくさん聴くのは大変なはず。

というわけで、さらに絞ってまとめつつ終わりにしますね。

  • 巨匠の演奏:ルービンシュタイン
  • 現代の名演:ツィメルマン
  • 注目の演奏:トリフォノフ

迷ったら、この3名をまず聴いてみるのがオススメです。

「あ〜同じ曲なのに、こんなに演奏によって違うのか!」

と思うはず。

どれも素晴らしいので、ぜひ聴いてみてください!

ありがとうございました!

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